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Alliance for Quality Assessment 

in Healthcare Dialysis

AQuAH-D アクア 透析

​透析診療ネットワーク(アクア-D)

血液透析患者の医療情報データベースを共有するためのネットワーク

透析診療ネットワーク(アクア-D)について

透析診療ネットワーク(アクア-D)とは、血液透析患者の医療情報データベースを共有するためのネットワークです。2014年に事業を開始しました。

透析診療ネットワーク(アクア-D)の参加施設は、日常診療のデータをデータベース化することにより、診療の実態の見える化や効率的な臨床研究の実施が可能になります。

これは、現場での医療の質の更なる改善につながります。

 

参加施設には、専用のシステム「アクア-Dシステム」を導入します。

アンカー 1

目 的

血液透析患者の医療情報をデータベース化し、次のことを実現します

1. 診療の質ベンチマーキング

施設ごとの診療の質を見える化し、全施設の平均との比較や施設間のばらつきを示し(ベンチマーキング)、透析診療の質を改善する

2. 日常診療のデータの効率的な活用

医療者の現場の疑問に答えるための研究に必要なデータを、各施設にご負担をかけることなく活用可能とする

3. 研究成果の発信と医療現場への還元

これらの臨床研究の成果を質の高いエビデンスとして発信し、現場に還元する

アンカー 2

メリット

透析診療ネットワークの参加施設には次のようなメリットがあります

  1. 臨床研究力のアップ

  2. 診療の見える化

  3. ​データの活用

臨床研究力のアップ

臨床研究力とは、学会発表、論文の読解、論文執筆などを行う力のことです
臨床研究力をアップするために、次のようなコンテンツをご利用いただけます

1. AQuAH-D 臨床研究のてらこ屋(多職種対象)

  • 臨床研究の基本知識を学ぶワークショップ(年1回)に、無償でご招待します

 * 各施設から参加可能な人数につきましては、ご調整をお願いすることがあります

 * 詳細はこちらの​ページをご覧ください

2. 遠隔学習プログラム

  • 特定非営利活動法人 健康医療評価研究機構が提供する、臨床研究の基本を系統的に学習する遠隔プログラムを優先的に受講いただけます

  • 論文の吟味、研究計画作成、データ解析、学会発表、論文化などに必要な知識やスキルを習得できます

 

3. リサーチクエスチョンのブラッシュアップ支援

  • 事業のデータを用いたリサーチクエスチョンを公募し審査にて採択された場合、センターの研究者がブラッシュアップを支援します

4. AQuAH-D 塾(医師対象)

  • てらこ屋に参加した後、系統的学習を修了した医師が参加できる合宿形式の塾です

  • 研究デザインを深く練り、解析、論文化ができることを目指します

  • RQを申請し採択されれば、参加全施設分のデータを用いた解析・論文化が可能です​ ​ 

 * 参加者は、中核拠点からの推薦が必要です

診療の見える化

5. 医療の質ベンチマーキング

  • 貴施設の医療の質を見える化するとともに、全施設のデータとの比較をフィードバックします

    • ​貧血、MBD、栄養などのガイドラインの順守割合

    • 患者アウトカム(QOL、入院、死亡など)

6. 経営にご活用いただけるデータの提供

  • 薬剤処方量(ESAなど)などの診療内容について、全施設の平均と貴施設の比較をフィードバックします

​提供データの一例
データの活用
データの活用

7. 貴施設分データを活用した研究の発信

  • 貴施設分データは、自由に活用いただけます

  • システム使用料は不要です

  • 貴施設分データをエクセルなどで扱いやすい形に整形してお渡しします。学会発表や論文化にお役立てください

8. 透析医学会調査用のデータ出力

  • システムに読込んだデータから、透析医学会調査に準じた形式のデータをcsvファイルで出力できます

該当年の調査項目順にデータが出力されます。コピー&ペーストでご活用いただけます

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